2020年01月31日   打楽器



吹奏楽班のパーカッションは1月18日(土)、松本市で開催されたアンサンブルコンテスト県大会で金賞を受賞。2月9日に岐阜県で開催される東海大会に出場します。

今日放課後、全日制生徒会長の久我君が校長室にやってきて、「吹奏楽の壮行会をやりたいんですけど、校長先生のご都合いかがですか」と聞いてくれました。パーカッションのアンサンブル、聞いてみたかったんだ。来週の金曜日の昼に行うことになりました。とてもうれしいです。興味のある人はぜひ、応援にいってあげてください。

その後、3人の吹奏楽むすめが校長室を来訪し、東海大会出場の報告をしてくれました。打楽器のアンサンブルは現代的な曲ばかりですが、実に知的でappealingですよね。私は大好きです。

中日個人重奏コンテストではチューバ・ソロが県大会を突破しています。これも、すごい!高木先生が興奮していた。


上の写真は、12月に訪問した茨城県立並木中等教育学校の校内にある学習スペースです。そのとき校内を案内してくださった「R80」で全国に知られる中島校長先生のお話しを聞きながら、こういう場所があるといいなと思いました。

今日は屋代高校で中島先生を講師とした研修会があり、多くの高校の先生方が集まったそうです。夜は中島先生と再会し、みなさんと一献。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:35

2020年01月30日   広報



今日は朝から長野市内で校長会総会が開催されましたので、昨日のうちに長野市の自宅に帰り、朝は会場に一番乗りしました。交渉したり調整したりすることがありましたが、一番早く済ませることができました。

東信地区からいらした先生方がくちぐちに「今日はすごい霧だった」と言っていました。教頭先生もすごい霧だと連絡してくれました。

長野県教員採用選考広報プロジェクトが県内各会場で開催されますが、2月15日に上田高校で行われます(13:30〜15:30)。高校で働く若い先生方の心の内をのぞくことができる。県内高校1・2年生と保護者の皆さんが対象です。詳しくは県のHPをごらんください。締め切りは2月5日です。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:28

2020年01月29日   後世



上田高校の古城の門をはじめとする遺構は、歴史的な文化財でもあり、学校の誇りであります。大切に後世に伝えていくことができる方法を考えていきたいと思いますので、お力をお貸しください。2月になりますとしゅんせつをはじめますので、古城の門をしばらく閉門することになります。

今日は全日制は普通授業。定時制は職員会がありました。定時制4年生の登校日はあと3日だそうです。もう少しになりました。会議でも卒業にかかわる話題が多く出て、いよいよだなという感じがしてきます。

今日は放課後、全日制3年生の面接指導をしました。指導と言ってもその生徒と校長室で雑談しているだけですが、本当に清々しく、思慮深い本校生に出会うたびにとてもうれしく、幸せな人生を送ってほしいと願わずにはいられません。



Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:21

2020年01月28日   5G



今日は大雪が予想されていました。私は県庁に出張で朝は長野市にいましたが、ほとんど積雪はありませんでした。県内はまとまった雪が降ったところもあるようですが、上田も市内は積もるようなことはなく、安心しました。ただ、風が強く土塀近くの木が折れてしまいました。けがをする人や、施設に被害がなくてよかったと思います。

予報の精度が上がって、気象についてあらかじめ警戒し対策を講じることができるのは、生活の質の向上にずいぶん役立っています。未来では、もうこんな雲が風に飛ばされる空でも不安を感じない。

4Gになってずいぶんしてから自分がスマホやタブレットで動画を見るようになって、どんどん進歩しているんだなと感じましたが、5Gがはじまれば、やはり「未来」を実感するのでしょうね。ワクワクします。

今朝の出張では「学校でワクワクする」話をしていました。とても面白く、勉強になりました。

昔は、地図を見ながら車で遠乗りするのが好きでしたけど、今は全部カーナビです。楽ですけど、これはこれで楽しみがなくなったような。予習しなくなりましたからね。

今日は全日制は普通授業。定時制の4年生は試験が終了しましたので、特別編成の授業をしています。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:14

2020年01月27日   1,500台



長野県ではあす未明ころにかけて雪が強まると予報されています。明日一日は大雪による交通障害や着雪に注意するよう、メディアが伝えています。すでにご家庭にも連絡しましたが、明朝は状況をみて、安全な通学を心がけてください。

大雪というと平成26年2月の大雪を思い出します。記録をみるとあの時は甲府市で114センチ、東京都千代田区で27センチ、上田市は76センチ積もったとあります。すごいですね。長野の周辺でも長く交通がマヒし、たくさんのイベントが中止になりました。昨年は今年同様雪が少なかったと記憶していますが、平成30年2月の大雪では福井の国道8号線で1,500台の車が立ち往生したことがありました。

先週からお堀の水抜きがすすみ、現在は写真のようにほぼ水がなくなり堆積物が出ている状態になりました。上田高校の堀は古城の門を中心に右側(北)と左側(南)に二つの堀があるように見えますが、橋の下でつながっています。

堆積物の状態を見ながら2月中にはしゅんせつする計画です。水が少なくなり、コイなども行き場がなくなってきましたので、下の写真のように避難しています。





Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:49

2020年01月24日   トビタテ



昨日から定時制4年生は最後の試験です。それ以外は普通授業。

国では「トビタテ!留学Japan」、長野県でも「信州つばさプロジェクト」という事業で、高校生など若い人の海外体験をサポートしようとしています。若いころに海外を、単に観光するのではなく何らかの目的をもって訪れることは、本当にその人の人生を変えるような経験になりえます。

「いろいろな場所を訪れた時に、写真を撮ること自体が目的になっていて、いかに私たちは見るべきものや経験すべきことを逸しているか」というプレゼンテーションがTEDにありましたが、同じように、海外に「行くこと」だけが目的になってしまったら、それは実にもったいないことですね。

放課後、ボストン・フィリピンスタディーツアーに参加する生徒諸君と保護者のみなさんを集めて、説明会を開きました。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:35

2020年01月23日   未来



本日は長野市で一日普通科高校の校長の会議がありました。

午前中は「未来の教室」についてとてもインパクトのある研修になりました。ここ数年の取り組みが、今日示された未来につながっているんだなと実感した。

「未来」と「将来」の違いは日本語学習者にとって難しいと聞いたことがあります。ちょっと調べると「私は将来教員になります」とは言いますが「私は未来教員になります」とは言わないという例が出ていました。

EdTechなど、とても未来的ではありますが、まさにこうなっていくのだろうと思います。「テクノロジーはあたたかいもの」という言葉が印象に残りました。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:28

2020年01月22日   火星の話



今日から全日制の職員会はペーパーレス。もっと早くからこうすればよかったですね。

今日は昼に、2月上旬に金沢で開催される北信越大会に参加する放送班のみなさんが校長室に来てくれました。朗読部門県大会優秀賞2年の北野さん、アナウンス部門優良賞2年の小西さん、朗読部門優良賞1年の塩沢さん。塩沢さんは今年夏の全国高等学校総合文化祭への出場を決めています。

「強い雨が降り、風が吹きました。川が氾濫した地域もあります。上田電鉄の橋は今なお落ちたままです。・・・自分は大丈夫だと思っていませんか?災害はいつどこで起こるかわかりません。命を守るには対策が必要です。自分のために、大切な人のために災害に備えましょう。」という原稿に、心からメッセージをこめて伝えるのは小西さん。

北野さんは小嶋陽太郎の「火星の話」から。

「・・・薄目を開けて横を見ると、佐伯さんは、一生懸命に何かを祈っていた。/ 胸の奥が縮んだまま元に戻らない。/ 少しずつ、夏が過ぎていく。/ 僕はきっと、佐伯さんに恋をしているのだ。」

校長室で朗読してもらうと、すぐになりきる。原稿はもう暗記してしまっていて、まるで演劇の一シーン。わずか2分ほどの朗読に、私は一瞬にして、すっかり持っていかれました。

北信越大会での健闘を祈ります。






Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:28

2020年01月21日   給食



市役所のクレーンですが、朝日に向かって手をあげているように見えます。見てると同じポーズをとりたくなりますよね。なりませんか。

今日は全日制も定時制も火曜日の普通授業。全日制3年生も授業にもどります。定時制の4年生は今週末からはじまる一斉考査で授業が終了します。あとわずかですね。

今日も東京からある企業の方がみえて午前中いっぱい相談事をしていました。その後昼の時間に1年生がGSⅠの課題研究の面接にきました。

この生徒は給食のことについて目をつけていて、なぜ日本の児童生徒がこんなに健康なのか、日本のような学校給食がいろいろな課題の解決のカギになるのではないかという研究です。

昨年の11月に世界経済フォーラムがHPでこれについて記事にしています。「日本の子供の肥満率はどの先進国よりも低いがこれは学校給食のためだ」という記事で、学校給食の歴史やほかの国の事情などを書いていました。

確かにそうですよね。学校給食は、配膳と片付けを子供にさせることも含めて、健康な食事とは何かを自然に教えてきたように感じます。

世界経済フォーラムと言えば、今ダヴォスで年次総会が開催されていて、いろいろと興味深いですね。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:56

2020年01月20日   名残



今日は3年生はセンター試験の自己採点、1・2年生は平常授業でした。3年生諸君は部屋の空気を入れ替え、センター関係のものは追い出し、机を広くして、またがんばろう。

今日は台湾から私立延平高級中学のみなさんがいらっしゃっいました。生徒諸君は54名、先生方が6名。通訳の方が2人来てくださいました。上田高校の生徒諸君はこの機会に積極的に手を挙げてくれた60人。

上の写真は一日の交流が終わって、古城の門の前でお別れの会をしているところです。今回は両校の生徒同士が本当に名残惜しそうにしていました。彼らは夕方、新幹線に乗って東京に向かいました。明日は東京でグループ行動だと言っていました。

さて、朝はオープニングセレモニーのあと、体育館でキレッキレのダンス班のパフォーマンスをみて、会議室で英語のプレゼン大会になりました。延平のみなさんの英語はレベルが高く、SDGsについて3つプレゼンがありましたが、素晴らしかった。また、それに対応する上田の諸君もどんどん手が上がってとても良かった。

英語のプレゼンのまとめ方、というかオーディエンスとのやり取りの仕方について今日はヒントをもらえましたよね。別に英語でなくてもプレゼンで会場と交流するときにはまねできそうです。是非、上田の諸君は取り入れてもらいたい。

台湾でまたお会いしましょうと、みなさんと握手をしてお別れしました。

お堀のしゅんせつ工事はもう少し時期をみる必要があるとのことで、古城の門はしばらく閉門にはならないそうです。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:07