2019年12月15日   木洩れ日



金曜日は、茨城県立並木中等教育学校にお邪魔しました。アクティブ・ラーニングの伝道師、R80やTO学習を考案し全国に広めた事で有名な中島校長先生お話はこれまで何度か聞いたことがありましたが、ぜひ授業を見てみたいと思っていましたので、念願がかないました。県教委他の皆さんと直接応接室でお話を聞いたあと、ビブリオバトルをしている中学生のクラスや、ディベートをしている高校生の英語の授業を参観しました。

どの授業も生徒が楽しそうだったのがとても印象に残りました。教室の雰囲気はがやがやしていて、個別に生徒たちが学んでいるのだなということが伝わってきます。

恩田 陸さんの「木漏れ日に泳ぐ魚」の紹介をしていた生徒が、タイトルの意味を聞かれ、作品中に書かれた一節を引用しただけではなく、自分の解釈を述べていて、この生徒の読書体験の深まりを感じました。

同行の皆さまとR80という名前の可能性について、あらゆる角度から検討し、大変勉強になりました。

土曜日は長野市で、長野県高等学校教育研究会の総会と研究協議会があり、出席しました。国立科学博物館副館長の篠田謙一先生の「DNA分析で日本人はどこまでわかったか?」は面白くて夢中になって聞きました。

日曜日は塩尻志学館高校で長野県高校生「私のプロジェクト」発表大会が、阿部知事、原山教育長が観覧する中行われました。本校は29のエントリーから選ばれた6グループのファイナリストに2つ残りました。

これについては、あらためて書きます。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 19:35