2019年08月30日   生物ろ過



今日で全日制も定時制も一斉考査は終わり。来週から夏休み明けから平常の授業へ向かっていきます。全日制の授業が終わると教室のワックスがけで学校中が大騒動になりました。雨だったので、しばらく乾かないかもしれませんね。

テストが終わり、作業が終わると楽器の音が聞こえだし、渡り廊下に運動班の大きな円陣ができたりして、いつもより長い時間の放課後を楽しんでいるかのような雰囲気だった。3年生の学習室の人口が増えた。

今日午後、信州大学の中本信忠名誉教授が学校を訪問し、カンボジア井戸掘りプロジェクトの面々にお話をしてくれました(写真)。先生は今年6月、日本水大賞・国際貢献賞を受章しています。宇宙飛行士の毛利さんから表彰状をうけている写真をみせていただきました。先生の提唱する生物浄化法は、多くの発展途上国で採用され、何億もの人々に清潔な水を届けています。

安全な水は沈殿槽・ろ過槽を通したのち、生物浄化槽を通してこそはじめてつくられる。細かな砂でゆっくり水をろ過すればよいというのは、実は生物の力を借りていた。井戸水の特徴は・・・というようなお話をお聞きし、プロジェクトの面々はどうやってこの新しい課題に向き合っていくかな?

年度の途中ですが、今日を最後に事務室でお仕事をしていただいていた方お二人が学校を去ることになりました。どうも、ありがとうございました。


Posted by 長野県長野高等学校長 at 20:49